データべースは、4つの命令だけでいい
データベースには、次の4つの機能があればいい!
・参照(SELECT)
・登録(INSERT)
・訂正(UPDATE)
・削除(DELETE)
どのセルに入力した値をデータベースに登録すればよいのかを定義しなければなりません。
管理番号は、[D2]
項目名1は、[C6]
項目名2は、[C7]の値をデータベースに登録します。
このようにすれば、ユーザーが自由に入力画面を作成することができます。
コマンドボタンが、突然動かなくなりました。Windows Update で?
今まで動いていたエクセルのマクロが、突然動かなくなりました。「オブジェクトは、このプロパティまたはメソッドをサポートしていません。」との実行時エラーが発生します。
原因は、エクセルシートにコマンドボタンが使えなくなったことのようです。
マイクロソフトは、エクセルのオートシェイプ(図形)にマクロ登録ができるようになったことで、フォームコントロールをシートに貼る機能は必要ないと判断したのでしょうか。
エクセルシートの上部にコマンドボタンを付けました
今回トラブルがあったソフトは、エクセルのシートの上部にコマンドボタンを付けて、エクセルのシート画面を入力フォームとして自由に作成できるように作成したソフトです。
「こんなのアクセスでやればいいじゃない!」、なんてことはわかっています。
でも、アクセスがインストールされていない環境もよくある話です。それで、エクセルシートが入力フォームになれば、誰でも自分で使いやすい入力画面を作れるんじゃないかなって思ったわけです。
業務担当者が自分で作る
システム開発作業の一番大きな損失は、業務担当者がやりたいことをプログラマに伝える事に要する時間です。
業務を最も理解している担当者が、自分で入力画面を作成できることで、プログラマに伝える時間を最小化することができるはずです。
入力画面のセル位置をユーザーが設定できるようにしました。
データは、Accessデータベースに保存しました
そこで、シートの上部に下記の機能を持ったコマンドボタンを付けました。
[新規] シートに入力したデータをデータベースに登録する。
[編集] 登録したデータを呼び出し、編集して再登録する。
[削除] 登録したデータを呼び出して、削除する。
エクセルのシート画面は、データ編集や印刷レイアウトの作成するための画面として利用しています。データはデータベースから取り出したり書き戻したりしてみんなで共有して編集できるようにしています。
この仕組みで作っていたソフトがすべて、突然の Windows Update で、動かなくなってしまったのです。
エクセルのバージョンアップでコマンドが対応しなくなにったって言うのなら納得できますが、Windows Update で動作しなくなるなんて、もう本当に「勘弁してくださいよ!」って感じです。
おかげで、プログラム修正で残業ばかり!
このような問題を、コミュニティで会話しませんか?