エクセルのデータと連携したいという要望をよく聞きます。
しかしながら、エクセルのデータと言うのは、自由に作成できるためデータが構造化されていません。要するにメモみたいなものになっています。
このようなデータをデータベースシステムに取り込むには、どの領域のデータを取り込むかをはっきりと認識できるようにする必要があります。
私は、次のような方法で取り込むようにしています。
取り込むセルを指定する方法
取込たい列に項目名を記入する。
2列目に項目名を記入して、通常は1列目も2列目も「非表示」にしておきます。
Syurui→種類、Bunrui→小分類、ProductName→品名、といった具合です。
取り込みたい行に読込区分コードを記入する
日付を入力している行には、読込区分コード 3を記入し、
データ行には、読込区分コード 42を記入します。
読込情報の列は、非表示のままでも問題ありません。
このようにして、 作成した Excel のシートを Access に取り込むと次のようになります。
取り込む前に画面で一度確認して[読込]ボタンを押します。
Excelのデータの必要な情報が、システムの仕入れ商品データに取り込まれました。