Excel 業務システム

エクセルで作成した資産をデータベース活用ツールとして活用するためサイトです。

ExcelローコードYUGE マニュアル

ExcelローコードYUGE(ライブラリ)

ExcelローコードYUGE 関数一覧(50音順) 

fn_確認
fn_シート印刷
fn_シートコピー
fn_シート削除
fn_シート判定
fn_シート追加
fn_シート表示
fs_シートメニュー
fs_条件セル入力
fs_条件マスター参照
fs_条件日付入力
fs_条件年月入力
fy_セルコピー
fy_選択
fs_ダイアログ
fn_ファイルオープン
fn_ファイル判定
fn_ブックオープン判定
fn_メニュー中

 

ExcelローコードYUGE(データベース用)

fa_Accマクロ実行

fa_クエリー表示
fa_クエリー編集

fa_テーブル解除

fa_テーブル作成

 

ExcelローコードYUGE の使い方

ExcelローコードYUGE は、処理を実行して、実行結果を返す関数です。

ExcelローコードYUGE を使用すると、複雑なマクロ(VBA)の命令を簡素化してシンプルなコードで記述できます。

 

ExcelローコードYUGE には、2種類のタイプがあります。

  • 処理を実行して、結果を数値(nn)で返すタイプ
  • 処理を実行して、結果を文字列(ss)で返すタイプ

 

【処理を実行して、結果を数値(nn)で返すタイプ】

nn = f_シート印刷("見積書","伝票印刷.xlsm","する")

 

このように記述すると、見積書を印刷した後に、実行結果の数値が、nn に代入されます。

成功した場合は nn の値が 1 になり、失敗した場合は 0 になります。

 

【処理を実行して、結果を文字列(ss)で返すタイプ】

ss = f_ダイアログ("ファイル","","")

 

このように記述すると、ファイル名を選択するダイアログを表示した後に、選択結果の値が、ss に代入されます。

選択した場合は ss の値が選択した ファイル名 になり、キャンセル場合は 空白 になります。

 

※ ExcelローコードYUGE は、マクロ( VBA)専用のローコード開発用関数です。Excelシートに設定する関数には、使用できません。 

 

バージョン履歴

Ver 1.21   f_条件入力を追加しました。 

 


f_確認

■構文

n = f_確認("<メーッセージ>","<アイコンタイプ>","<タイトル>")

 

■パラメータ

・<アイコンタイプ>

 i|?|!|x

 

[ i ] 

f:id:muramoto1041:20200724131201p:plain


[ ? ]

f:id:muramoto1041:20200724131119p:plain

 

[ ! ]

f:id:muramoto1041:20200724131323p:plain


[ x ]

f:id:muramoto1041:20200724131446p:plain

 

■戻り値

[OK][はい]は 1、[いいえ]は 2、[x]は 0 を返します。

 


f_クエリー表示

■構文

n = f_クエリー表示("<クエリー名>",<エラー表示指定>)

 

■パラメータ

・<クエリー名>

選択クエリー名 または テーブル名 を指定

 

・<エラー表示指定>

True|False

 


f_クエリー編集

■構文

n = f_クエリー編集("<クエリー名>",<エラー表示指定>)

 


f_シート印刷

■説明

 指定したシートを印刷またはプレビューします。

f:id:muramoto1041:20200605124411p:plain

■記述例

n = f_シート印刷("見積書","伝票印刷.xlsm","する","")

 

■構文

 f_シート印刷("<シート名>","<ブック名>","<プレビュー処理>","<印刷範囲>")

 

■パラメータ

・<シート名>

 印刷するシート名を記述してください。

 

・<ブック名>

[省略可]省略した場合は、実行中のブック名になります。

印刷するブックファイル名をフルパスで記述してください。(拡張子も記述してください)

 

・<プレビュー処理>

する|しない 

[省略可]既定値は、する

 

・<印刷範囲>

印刷範囲を指定してください。省略すると印刷範囲をクリアします。

[省略可]既定値は、印刷範囲を指定しない

 

■戻り値

成功は 1 失敗は 0 を返します。

 


f_シートコピー

■構文

n = f_シートコピー("<コピー元シート名>","<コピー元ブック名>","<コピー先シート名>","<コピー先ブック名>")

 

■パラメータ

・<コピー元シート名>

 コピー元のシート名を記述してください。

 

・<コピー元ブック名>

[省略可]省略した場合は、実行中のブック名になります。

コピー元のブックファイル名を記述してください。(拡張子も記述してください)

パスを省略した場合は、実行中のファイルパスになります。

 

・<コピー先シート名>

 コピー先のシート名を記述してください。

[省略可]省略した場合は、コピー元シート名 (2) になります。

 

・<コピー先ブック名>

[省略可]省略した場合は、実行中のブック名になります。

コピー先のブックファイル名を記述してください。(拡張子も記述してください)

パスを省略した場合は、実行中のファイルパスになります。

 

■戻り値

成功は 1 失敗は 0 を返します。

 


f_シート削除 

■説明

新しいシートを作成します。

 

■構文

n = f_シート削除("<シート名>","<ブック名>","<警告>")

 

■パラメータ

・<警告示>

する|しない 

(省略可:する)

 

■戻り値

成功は 1 失敗は 0 を返します。

 


f_シート追加 

■説明

新しいシートを作成します。

 

■構文

f_シート追加("<シート名>","<ブック名>")

 

■戻り値

成功は 1 失敗は 0 を返します。

 


f_シート判定

■構文

n = f_シート判定("<シート名>","<ブック名>",<終了状態>,<エラー表示指定>)

 

■戻り値

成功で、ブックが開いている場合は 1 ブックが閉じている場合は 2 シートが存在しない場合は 0 を返します。

 


f_シート表示

■説明

 指定したシートを表示します。

f:id:muramoto1041:20200605124307p:plain

■記述例

n = f_シート表示("見積書","伝票印刷.xlsm")

 

■構文

n = f_シート表示("<シート名>","<ブック名>")

 

■戻り値

成功は 1 失敗は 0 を返します。

 


f_シートメニュー 

■説明

シートをメニュー表示します。

f:id:muramoto1041:20200727102707p:plain

■構文

s = f_シートメニュー("<クリック表示>","<非表示シート>",メニュー初期値)

 

■パラメータ

・<クリック表示>

する|しない 

[省略可]既定値は、する

メニューをクリックしたときに、シートを表示します。

 

・<非表示シート>

メニューに表示させないシート名をカンマで区切って指定します。

例)Shee1,Sheet2

 

■戻り値

選択したシート名。[中止]したときは 空白 を返します。 

 


f_条件セル入力 

■説明

セルの値を入力する画面を表示します。

■構文

s = f_条件セル入力(<初期値>,<範囲指定>)

 


f_条件マスター参照 

■説明

クエリーまたはテーブルを参照して、条件が一致した値を参照します。

■構文

s = f_条件マスター参照(<参照クエリー>,<参照項目>,<表示項目>)

 


f_条件日付入力 

■説明

日付を入力する画面を表示します。

f:id:muramoto1041:20201009165521p:plain

■構文

s = f_条件日付入力(<初期値>,<範囲指定>)

■戻り値

例)2020/10/09

入力した日付(文字列)を返します。中止した場合は、""(空白)を返します。

 

 


f_条件年月入力 

■説明

年月を入力する画面を開きます。

f:id:muramoto1041:20201009170900p:plain

■構文

s = f_条件年月入力(<初期値>,<範囲指定>,<メッセージ>)

 

■戻り値

例)2020/10

入力した年月(文字列)を返します。中止した場合は、""(空白)を返します。

 


f_セルコピー 

■構文

n = f_セルコピー("<コピー元セル名>","<コピー元シート名>","<コピー元ブック名>","<コピー先セル名>","<コピー先シート名>,"<コピー先ブック名>"")

 


f_選択 

■構文

n = f_選択("<コピー元セル名>","<コピー元シート名>","<コピー元ブック名>","<コピー先セル名>","<コピー先シート名>","<コピー先ブック名>")

 


f_ダイアログ 

■構文

s = f_ダイアログ(<取得属性>,<初期フォルダ>)

 

■パラメータ

・<取得属性>

 ファイル|フォルダ

・<初期フォルダ>

 (省略可)実行フォルダ

 

■戻り値

成功した場合は ファイル名、キャンセルは 空白 になります。

 


f_ファイルオープン

■説明

 指定したファイルを開きます。

 

■記述例

n = ファイルオープン("C:\App\ExlYuge\YugeBook.xlsm",True)

 

■構文 

f_ファイルオープン("<ファイル名>",<エラー表示指定>)

 

■戻り値

成功は 1 失敗は 0 ファイルが見つからない場合は -1 を返します。

 

■パラメータ

・<ファイル名>

オープンするファイル名をフルパスで記述してください。(拡張子も記述してください) 

 

・<エラー表示指定>

True|False

エラーが発生したときに、メッセージ表示する場合は True を指定してください。 

 


f_ファイル判定 

■構文

n = f_ファイル判定("<ファイル名>",<エラー表示指定>)

 


f_ブックオープン判定 

■構文

n = f_ブックオープン判定("<ブック名>",<エラー表示指定>)

 

f_メニュー

■説明

 ポップアップメニューを表示します。

f:id:muramoto1041:20200605124100p:plain

■記述例

n = f_メニュー("確認","プレビュー,印刷","選択してください",0)


■構文 

f_メニュー("<タイトル>","<メニュー1>,<メニュー2>,・・・","<メーッセージ>",メニュー初期値)

 

■戻り値

選択したときは、メニュー番号。[中止]したときは 0 を返します。


■パラメータ

・<タイトル>

ポップアップメニューのタイトルバーに表示する文字列を指定します。

 

・<メニュー1>,<メニュー2>,・・・

メニュー項目を半角または全角のコンマで区切って指定します。

 

クエスト

リクエスト コマンド は、コメント欄にご記入ください。